ママたちが非常事態⁉︎

出産前に見てとても記憶に残っていたNHKの番組が書籍化されていて、やっっっと読むことが出来ました。

今日のブログはちょっと備忘録のような感じになりますが、すごく良い内容の本なので是非読んで頂きたいオススメ本です!

ママの脳は肥大する

女性は出産して母になることで、脳の30か所以上が肥大するそうです。

例えば…

◯赤ちゃんの泣き声に敏感になる。

◯赤ちゃんを愛おしい、守りたいと思う気持ちが強くなる。

◯育児に喜びを感じる。

◯意思決定、行動力がアップする。

など。

どれも育児に必要な能力ばかりであり、この変化があるからこそ母親は育児をやり遂げられる、とのこと。

→逆に言えば脳を変化させてやっとやり遂げられるほど育児は大変なことなのでは?と思います。ママ達、本当に頑張ってます…!

赤ちゃんがゆらゆら抱っこで泣き止む理由

外敵から守るためにくわえて運ばれる動物の赤ちゃんは運ばれるときは泣き止むという習性があり、人間の赤ちゃんもその名残がある。そのため抱いた状態で歩くと泣き止む確率が上がる。

→なるほど…もうね、抱っこしてないときでもつい揺れちゃうくらい揺れてます笑

人見知りは他者への興味

人見知りは他者への興味がめばえるときに起きるもの。

大人でも目を合わせるというのは恐怖や緊張が湧き上がるもの。大人はその感情を脳で抑制出来るが、前頭前野が未発達な赤ちゃんはそれが出来ずに泣く。つまり、単に怖くて泣いているのではなく、相手に興味を持った上での泣き。視線を外しながら徐々に距離を縮めるのが良い。

→びっくりしました。他者への興味だなんて、めちゃくちゃ高度な発達ですよね!人見知りで預けられない…と大変な思いをなさっているママさん、この事実を知っていれば少し気が楽になるかな…( ;  ; )

イヤイヤ期と前頭前野の関係性

イヤイヤ期の子は前頭前野の活動が低い。前頭前野には抑制機能があり、イヤイヤ行動はこの脳の発達が順調に進んでいる証拠。

アメリカでは抑制機能は人生で成功するための鍵となる機能と認識されており、育ててあげることが大事とされている。

目先の欲求を我慢出来なければ目標や夢を実現するために努力を続けることはできない。つまり、抑制機能は夢や目標を実現するために我慢する機能。

→前頭葉はどんどん発達させてあげたい部分ですね!我が家も0歳、とくに新生児期からたくさん前頭葉への刺激を意識するようにしています!

オキシトシンが攻撃ホルモンに⁈

産後の夫へのイライラは愛情ホルモンであるオキシトシンが攻撃ホルモンに変わってしまっている状態。産後妻がイライラしているからといって育児から手を引けば悪化するだけ。以前より積極的に育児に協力したり、優しい言葉をかけること、実行することが何より大事。

→「上の子可愛くない症候群」もこれのせいではないかと私は思ってます。ついついイライラしがちですが、これも「ホルモンのせい、オキシトシンのせい…」と自分に言い聞かせると不思議と気分が落ち着いてきます。

男性だって育児で脳が変わる

女性は脳が変わるが、脳が変わるという点では男性も同じ。育児をしていくうちに子どもの泣き声に対して反応する場所が増えていた。また父子で触れ合うことでパパも赤ちゃんもオキシトシンの量が増えていた。とにかく触れ合い、育児に関わっていくことが大事。

→これは次女の出産に伴う夫の育休取得ですごく実感した部分です。とにかく関わらなきゃいけない。夫の育児力もどんどん伸びていくし、オキシトシンも悪さしません。

おわりに

育児ってどこか感情論や根性で語られる部分が多いですが、すっごく科学的な話ばかりですよね。ホルモンの話など、知っていると救われることもたくさんあるので、詳しく知りたい方はぜひ読んでみてくださいね!



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