ワンオペ育児が辛いときは

毎日ワンオペ育児を頑張っているママさん、お疲れ様です。

今日は私がワンオペ育児で辛いときに乗り切る精神論について書きたいと思います。

我が家はパパだけ別室で寝ているので、夜間の育児も私のワンオペになります。

生後10ヶ月の今でも夜間5回は起きる娘。

授乳してすぐ寝てくれることもありますが、ときには深夜2時に目を輝かせて遊び始めることも。

可愛くて仕方がない我が子ですが、それでもやっぱり育児にはしんどい時もありますよね。

そんなときは母方の祖母(娘にとっては曾祖母)の言葉を思い出すことにしています。

「今は天国やなぁ。」

これは祖母が今の暮らしに対して言った言葉。

現在80代でとっても元気な祖母ですが、若い頃は苦労したと聞いています。

戦後間もない頃祖父のもとへ嫁いだ祖母。

祖父は教師ですが、代々続く田んぼや畑はとても大きく、田んぼ仕事、畑仕事に祖母は追われていたようです。

この時代の人は皆そうでしょうが、とにかく物が無い…というか、現代人が考えるとあまりにも発達していない時代。

一日のスケジュールを聞いてみました。

朝は4時5時に起床。

2つのかまどで火をおこし、片方でご飯を炊き、もう一方でお味噌汁を作ります。

この間畑へ行き、朝食用の野菜を収穫してきます。

家族6人のご飯とお弁当を作り、食べ終えたら、6人分の洗濯。

そのあとはお弁当を持って田んぼ、畑へ行って農作業を一日行います。

夕方帰ってきたら再びかまどの火をおこして夕飯を作ります。

家族が入るためのお風呂を沸かします。もちろん火をおこして五右衛門風呂です。

火をおこすとか、野菜をとってくるとか、一日農作業するとか…

やったことないから本当にその労力ははかりしれません…。

しかもこれ、母と叔父の姉弟を育てながらです。

もちろん保育園なんか無いからお世話しながら一日過ごすそうです。

畑、田んぼに連れていって乳母車で寝かせて、泣いてもほとんど放置で農作業をしていたそうです。

そうするしかないんですもんね。

おまけに昔の家ですから、祖母は舅、姑と同居です。

姑、つまり私にとって曾祖母ですが、それはそれは厳しい人だったようで、

何かあると祖母は曾祖母に木の棒で叩かれていたそうです。

いや、本当に信じられませんが、母も幼い頃、その姿を見たそうです。

冒頭に書きました「今は天国やなぁ。」という一言。

祖母がこの頃の生活を思い出して口から出た一言。

重いです、本当に。

苦労したと笑う祖母を思うと、夜中でも頑張れるんです。

ていうか、木で叩かれるとか傷害罪ですよね…

私には優しかった曾祖母だけに複雑です。

恐らくですが、曾祖母も実はそうやって若い頃苦労してきたんでしょうね。

田舎の嫁というのはそういうモノだったんでしょう。

私には耐えられない。

私はといえば、

夜炊飯器にお米入れとけば朝炊けてるし、

ケトルで一瞬で沸いたお湯を注ぐだけでお味噌汁できるし、

洗剤入れとくだけで洗濯機が洗濯してくれるし、

なんなら乾燥までしてくれるし、

食洗機が食器洗ってくれるし、

なんなら乾燥までしてくれるし、

田んぼも畑もないし、

夫のお弁当なんて作らなくてもいいし、

スーパーに行けばお惣菜売ってるし、

姑と同居なんてしてないし、

ボタン一つでお風呂沸くし。

いやぁ、私なんもしてないですね。

バチが当たりそう…。

一日中子どもと遊んでるだけじゃん。

これで「育児しんどい」は言っちゃいけない…

ってなるんです。

頑張れます。

もちろん孤立した子育てでの産後鬱とか、

ママ友がいたらいたでカーストとか怖いし、

現代ならではの悩みや問題もたくさんありますよね。

だから、今のママだってもちろん大変。

生活は便利になりました。

あとは一人で育児の悩みを抱え込まなくて済む世の中になりますように。

コメント

タイトルとURLをコピーしました